第2回大会

#5 2R制ならではの戦略性にのめりこみました

かいかいさん 25歳

—— かいかいさんがリーダーを務めるThe Reaperは、PSチーム唯一の準決勝進出を果たし、3位の成績を収められました。SNSでは「CS期待の星」という声もありましたが、まずは率直な感想をお聞かせください。

3位という結果は自分でもびっくりしています。決勝ステージは実力のあるチームばかりが揃っていて、自分たちは1勝もできないと思っていたので。The Reaperは今年7月に誕生した新しいチームで、これまでに2回ほど別の大会に出ましたが結果はいずれも初戦敗退だったので、今回の結果はすごくうれしいと思っています。

—— DICにエントリーいただいたきっかけはどのようなものでしたか?

第1回大会の時から注目していましたが、前回は所属しているチームがなく、視聴者として見ていました。でも大会の案内や予選ステージで選手が配信しているのを見ているうちに「やっぱり出たい」という思いが強くなり、そのために固定チームを作ろうと動き出しました。ゲームを通じて知り合ったフレンドを誘い、7月にThe Reaperというチームを結成しました。チーム名は、自分はもっとかわいらしい名前がよかったのですが、みんなはかっこいい英語がいいと言うので、「死神」という意味のチーム名になりました。

—— PSチームということでも注目されていましたが、キラー担当のかいかいさんから見てPSとPCの性能差を感じることはありますか。

はい、かなりあります。自分はSteam版(PC)も持っているので、どちらもプレーするのですが、まだキーマウスでの操作が不慣れなのでゲームパッド(コントローラー)を使うことが多いです。それでもやはりPCの方が早い視点操作や高い攻撃精度を持てると感じることが多いです。特にナースをプレーするときに強く感じます。PCの方がブリンク後にサバイバーを見失いにくいですし、ブリンクの着地点の精度も高いです。すぐに振り向けるという意味では、PSユーザーは決勝戦に出場したDBD SherpaチームのJUNさんのブライトを見ればわかりやすいと思います。あの動きはPSでは難しいでしょう。

—— かいかいさんのプレー環境を教えてください。PSは4ですか?5ですか?

自分はPS4Proを使っています。モニターではなく24インチ型のテレビでプレーしています。このテレビは大学の先輩から譲り受けたもので、特に不自由していないのでもうずっと使っています。DBDをプレーする上ではゲーミングモニターがなくても困っていないので、モニターは気が向いたら買おうかな、というくらいです。姿勢は、ゲーミングチェアに座っています。キラーをするときは少し前のめりになりますね。

—— 3位決定戦に臨むときと、勝利したときの、チームの雰囲気はいかがでしたか。

準決勝で敗れて3位決定戦に挑むときは、「ここまで来たんだから勝っても負けても楽しくやろう」とみんなで話し合っていました。なので雰囲気はとてもよかったです。サバイバー担当のみんながプレーしているとき、自分はミュートにして仲間のボイスチャット(VC)を聞いていたのですが、みんな楽しそうにプレーしていたのが印象的です。最後の第2ラウンド後半、8対5で3ポイントリードした展開で味方のサバイバーに託したのですが、見事2逃げを果たして3位が確定したときはVCに合流してみんなで叫びました。そのあとはしばらく勝った余韻に浸っていました。こんなに熱い気持ちになれる大会は、やっぱり最高です。

—— DICでは公式大会のルールを踏襲し、選手間や運営とやりとりする大会Discordサーバーや試合手順なども公式大会を再現しています。DICに参加してみた感想はどうですか。

段取りがしっかりしていて、試合手順も表にまとまっているので、それに沿って進めるだけでよかったのでとてもやりやすかったです。2ラウンド制なのも、キラー担当としては複数のキラーが使えるのが面白いし、1Rの重みも分散されるのであまり気負いせずにプレーできました。得点差やマップなどからどのキラーを使ってどう立ち回るかを考えられるので、一発勝負にはない2R制ならではの戦略性にのめりこみました。

—— サクリファイス数による得点、トーテム破壊制限なし、アイテム持ち込み許可などの独特な公式大会ルールについては、キラー担当者としてどう見えましたか。

全体的には、他大会に比べるとやはりキラーとしては厳しいルールだと思っています。トーテムに関しては、DICでは最初はパーク「破滅」を付けていましたが、別のチームの破滅を使わない遅延構成「デッドロック」「イタチが飛び出した」「堕落の介入」「死恐怖症」を見て強く感じたので、自分も大会の後半は破滅構成をやめて呪術トーテムが生成されるパークを使わないようにしました。

得点源がキラーのサクリファイス数なので、フックに吊ったサバイバーの耐久メーター管理は一番緊張する瞬間でした。「ここで耐久に入れさせないと負ける」という場面では、相手チームのサバイバーの救助の動きを強く警戒しなければならず、神経がすり減る思いでした。1キル、1ポイントの重みがとてもある大会だと感じます。また、医療キットの持ち込みや、パーク「セルフケア」がなくても自己治療できる新しいパーク「癒しの輪」の登場などで負傷ばらまきの戦法が使いにくい中、それらの対策になるプレイグが大活躍した大会だったと感じました。

—— かいかいさんの今後の活動予定を教えてください。

自分はThe Reaperのリーダーであるほかに、renegades(レネゲイズ)というチームにも掛け持ちで所属しています。The Reaperで試合に出られないときはrenegadesとして出場することもあると思います。メインのThe Reaperはこれまで4人チームで、自分がキラーとサバイバーを兼任していました。実は今大会の前から、今回助っ人として参加してくれたYGS_Akiraさん(あきさん)をサバイバー担当として勧誘していました。その中であきさんが「3位以内に入れたら(チームに加入しても)いいよ」と冗談ぽく答えてくれたのですが、まさか本当に3位になれるとは思っていなかったので、大会後に改めて誘ったら、チームに入ってくれることになりました。あきさんも「まぁ、3位になったしなぁ」と少し照れているように感じましたが、すごくうれしかったです。今は週に1~2回チームで練習しているので、今後は5人態勢でもっと連携力を高めてまたいろんな大会に出たいと思っています。

また、自分は「かいかいcup」という非公式大会も主催していて、2021年12月11日には第2回大会もあります。大会の運営も、今後も続けていこうと思います。

(聞き手 ここしょー)
※年齢(年代)は取材時点のものです

答えてくれた人
かいかいさん

2018年9月からDBDを始め、総プレー時間は約5000時間。東京都で生まれ育ち、小学1年生から高校卒業までひたすらサッカーに打ち込んだサッカー少年。ボランチやセンターバックなどを任され、高校では都大会にも出場した。「何とかなる」というポジティブ思考が信条。Twitch かいかい



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