第1回大会

#2 「仲間のミスはみんなで取り返す」意識を大事に。

koma Melさん 20代

—— 第1回大会に”D&H”でサバイバーとして出場し、見事優勝を果たしたkoma Mel(こまめる)さん。これまでにも数多くの非公式大会に出場されるなどDBDの大会シーンでは有名な存在ですが、DIC-JAPANに出場を決めたきっかけを教えてください。

2021年2月に行われたDBD公式大会に出場したくてエントリーしたのですが、残念ながら抽選に漏れてしまい、参加することが叶いませんでした。D&Hは2年ほど前に結成したチームです。これまでに数々の非公式大会に出場してきましたが、共に競い合ってきた戦友たちが公式大会の大舞台で躍動している姿を見て、応援している反面、うらやましくも思っていました。 そんな中、「公式大会の疑似体験、追体験」がコンセプトのDICを知りました。DBDの公式運営から開催許可も得ていると知り、安心して「公式大会に出られなかった分、みんなで楽しもう」とエントリーしました。大会ホームページが精巧に作られているだけでなく、大会のシステムや配信環境もきちんと整備されていることがわかり、優勝賞品も豪華でとても魅力に感じました。

—— D&Hはどういうきっかけで誕生し、どんな特徴があるチームですか。

メンバーのDarkee(だーきー)と自分は幼なじみで、よく一緒に大会に出ていました。他のメンバーも同様に元々は全員別々に大会に出ていたんです。公開マッチや色んな大会を通して、出会ったフレンドでもあり戦友だった彼らを誘って今のメンバー構成になりました。もちろん勝ちたいという気持ちもありますが、それ以上に「とにかくDBDを楽しもう」という考えを最重要視しているため、ケンカもない仲良しなチームです。

大会後の反省会で「あの場面、誰々のあのプレイが悪かった」というように指摘するチームもあるかもしれませんが、そうしてしまうと言われた人を責めるだけでその人のせいで負けた、という結果で終わってしまいます。ですから、D&Hではメンバーの誰かがミスをした時には「その場面、チームとしてどう動けばそのミスを取り返したり、挽回することができたか」についてみんなで考えるようにしています。ぼくは「自分がストライク(決死の一撃)のスキルチェックをミスしたらおれを責めるんじゃなくてどうカバーするか考えるのがお前らの仕事じゃないのか!」と言っています。……さすがにスキルチェックミスはまずいですけどね(笑)。でも、人間である以上、大会でもミスは絶対起きます。その時に、その人を責めるのではなく、「仲間のミスはみんなで取り返す」という意識でどうカバーするか考えながら動くチームです。

—— DICは実績がない1回目の大会でしたが、参加してみていかがでしたか。

とにかく見やすい配信形式、圧倒的に作りこまれたビジュアル、安心して見ていられる司会進行。ものすごく感動しましたし、参加している選手としてもすごく楽しかったです。大会の配信を視聴して応援してくれた周囲の人たちからも、この大会は「すごく見やすくてかっこいい」という声をよく聞きました。自分も非公式大会やいろんな企画を運営していて、その大変さが分かるからこそ、運営サイドの努力と、DBD愛がひしひしと伝わってきました。これからDBDを代表する素晴らしい大会になるなと確信しました。 是非いろんな人に知ってもらいたいし、参加もしくは遊びに来てほしいなと思いました。おそらくたくさんリハーサルしたんじゃないですか?

——はい、たくさんしました(笑)。この大会を主催しているzooというチームのほかに、他の非公式大会で対戦して知り合ったTake it easyというチームのメンバーに模擬戦に参加してもらい、本番さながらの状況で何度もリハできたので感謝しています。大会への出場を通じて横のつながりが広がるのも、大会の魅力と感じています。

そうですよね。自分は「DBDが好きな人が好き」なので、チームを組んで練習を重ねて大会に出るようなDBD好きの人たちとの交流も好きですし、それが大会の魅力の一つと言えると思います。なので、DBDが好きな人のために楽しめる場所を用意してくれる大会運営の方々には感謝しているんです。



—— 決勝戦についてですが、試合前にメンバー内で話し合ったり意識したりしていたことはありますか。

立ち回りをすごく意識していました。キラーとのチェイスが始まる前から、チェイスの準備となるような行動を取る「予備動作」をとにかく早くして負傷をもらわないように気を付けること、キラーの位置を常に共有してキラーがどの方向に向かっているかを正確にメンバーに伝えること、救助担当は、絶対に第一村人にならないように立ち回ることです。大会シーンで強豪チームが負ける主な原因は救助事故だと思っています。救助担当がキラーに位置を把握されて交換救助になったり、最悪の場合は救助すらさせてもらえなくなったりします。そのため、影の密偵(カラス)、バーベキュー&チリ、監視、不協和音といったキラーの索敵パークの有無は試合開始時から常に意識しています。そしてキラーパークの4枠が判明するまではこれらのパークが付いている可能性を絶対に考慮して動きます。

このほか、大会で気を付けなくてはいけないパークというのもあります。霊障の地、貪られる希望(デボア)、誰も死から逃れられない(ノーワン)といった一撃で瀕死状態になるパークは事故が起きやすいので徹底的にケアします。ですから、第2ラウンドのホーキンス国立研究所でハグと当たったときは「トーテムを絶対ケアしよう」と声を掛け合い、残り発電機2台の時にはすでに5つのトーテムをすべて浄化しきっていました。いずれも日頃の練習から常に意識して立ち回っていることなので、練習通りに落ち着いてプレーしようと試合前に確認しました。

—— いろんな非公式大会に出場経験のあるチームですが、DICの特徴はどんなところにあると思いますか。

たくさんの大会がある中でも、特殊な公式大会のルールを採用しているところですね。例えば、勝利条件がキラーの処刑数によるものだったり、アイテムの持ち込みあり、破滅即破壊あり、サバイバーのパーク重複禁止など。これらの公式大会ルールには賛否両論あるとは思いますが、参加者が全員同じ条件で戦うわけなので、どんなルールでも作戦や対策がより取れたチームが勝つとは思います。ハッチからの脱出もキラーは対策出来ますからね。その点では、他大会とはルールが大きく異なるため、この大会独自の作戦や立ち回り、パーク構成など他の大会では見られないような展開が期待されるのではないかと思います。

「公式大会の疑似体験、追体験」をコンセプトにされているDICであれば、「公式大会ルールの通りに再現すること」が重要なので、このルールの善し悪しに関する議論は必要ないと思います。参加者が全員同じ条件で戦うわけですからね。また公式大会が開催された時のための準備として、いい経験の場にもなるかもしれませんね。

—— 今後の活動について教えてください。

D&Hはこれをもって活動休止しますが、メンバーみんなDBDは続けていくつもりです。またDICにもいつか戻ってこれると嬉しいです。 個人としては「CS(コンシューマー;家庭用ゲーム機)の大会シーンを盛り上げたい」という気持ちがあるので、今後も多種多様なたくさんの人が参加、活躍できるような大会などを自分のyoutubeチャンネルでも開催していきたいです。

(聞き手 ここしょー)
※年齢(年代)は取材時点のものです

答えてくれた人
koma Melさん

PSユーザーでDBD総プレー時間は約4500時間。「発電機より先に洗濯機回さないとPS4にイタチが入る」ほど「嫁ントモリ」に怯えていると言いながら、かなりの愛妻家。Youtubeチャンネルは幼なじみのDarkeeさんと共同で運営しており、2人で様々な大会なども運営。奥さんの機嫌を伺って、隙を狙ってはDBDをプレーしているほか、フットサルで体を動かす趣味を持つ一面も。Youtube だーきー&こま




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